最近の豚珍館はトニカク混んでいる。。。午前11:30ぐらいから並んでる。

冬場はみんなとんかつが食べたくなるのかしら。冬の方がカロリー消費が大きいっていいますからね。

ま、いつものことですけど、わたし、ひとりでフラッと。寄りますヨ。また。
だってここのはホントにうまい、早い、安いの3拍子。

ファストフードは、吉野家やマクドナルドだけじゃない、、豚珍館もだといいたい。

いつものオールバックめがねのバッタみたいな顔のオヤジ、店員にはいつも怒りっぱなし、でもお客には優しい。。これは一種のショーじゃないかって思うときも。

「ハイ、こっちが先でしょ。返事は!!。違うでしょ違うでしょ、ホラホラ!!」

また、怒鳴ってる声が聞える。。ほーー。
そして、二重人格、くるっと振り向いて、笑顔で、階段で並んでる客の注文取り、

「はい、おつぎは、ご注文は、、、おつぎはおひとりさん?、はい、トンね、はいおつぎは・・」

手際よく、いつもどおり。どんどん階段をすすんでいきます、はいどんどん。そしてそして。

わたしの順番は2人組とひとり、のつぎ、になった、3番目。

で、ちょっとずつ、階段上がって、店の入口へ、

オヤジ、不意に、
「おふたりさん、ちょっと待っててくださいね、、はいおひとりさん、まんなか座席、奥で、、」と私に笑顔で座席を指して。

あ。。私の前、に、、おひとりさんいるのよ。抜かしちゃうの。
トクした気分だけど、なんか悪いみたい。

★で、そこまでいいんですよ、そこまでは。★★

これについて(だと思うんですけど)、二人の店内係り(楽太郎風若旦那と甲高い声のおばちゃん)が、、

「なんで4番入れないんだよ」

「あっちが先よね、じゃないと回らないじゃないの」と。

推測されることは、、こういうことだと思います。

ここの「着席システム」(あえてシステムと呼びます)は、連れありの2〜4人グループは、テーブル、ザシキは、ツメツメで着席する。2人なら横並びね。
しかし、この店は回転がイノチ、味がイノチの店なので、私のようなひとり客率が高い。
これ否定できない。

この店の着席システムはひとり客の4人着席、2人並んで着席は「絶対に」させない。
つまりしらんもん同士はツメツメで座らせない。
これは、狭いのかとか、過去にトラブルがあったのかとか、いろいろと推測させますが、営業戦略なのでしょう。
なので、
必ずひとり客は、カウンターか、テーブル座敷の1対2(2は連れあり)、1対1のどっちかの1にしかならない。

ちゅうことは、つまり何がいいたいかというと、
座敷で私が座るとき向いはひとり客が終わりそうなところでした、そこにまた向かいにひとり客の私が座るのは、また、その空いたほうは2人組という法則になります。でもなぜかひとり客をとばしました。その直後のひとり客を優先すべきです。3人ぐみと勘違いしたのでしょうか。

それとも。
いつもあのおやっさん、、超常連客の私を、先に、VIP扱いにしたのでしょうか。不思議です。
店員からなんやら「法則崩れ」批判のヒソヒソバナシをしているのです。

あのおやじ、いつもの法則と違うじゃないか、っと。

しかし、あのおやじはタダモノじゃありません。この先のストーリーを読んでました。

店員の心配をヨソに、
その扱いを受けた、店員のヒソヒソバナシを聞いた、気の小さい私はたまったモンじゃありません、

■トンカツ定食を猛烈な勢いで食べました、■

まず甘口ソースを掛けます、そして、からしをスプーンでチョコチョコじゃなく器を傾けて、たっぷりカツの横に流して小さい山を作ります。いつもより早く。。

トン汁には七味をふりかけます。そしてズズズと半分くらい飲みます、具の大根も一気に食べます。はい、ここまでで30秒です。

そして、キャベツをモリモリ食べます、カツをからしにつけながら食べます、ご飯をかきこみます。

これを繰り返します。だんだん腹が重たくなってきます。
ここまでくれば、と、ムリをせず、最後にお茶をグッと一気にこれまた飲み干します。

終了、ここまでで、5分30秒です。

小銭入れから500円玉ひとつ、100円玉3つをだして、若旦那に伝票と一緒にレジ右に置くやいなや、踵を返しました。慌てました、急ぎました、ビビリました。

いつもの半分の時間ですべてやり終えました。
オヤジはここまで読んでいたのかも知れません。

恐るべしオールバックオヤジ、

それとも店員のヒソヒソ話はわざと私に聞えるように言ったのかも、

恐るべし豚珍館。

どっちにしろ、完璧に操られている私。

豚カツ